くそ忙しい3月だが、アメックスのMarriott Bonvoyカードの無料宿泊特典が今月末で失効してしまうので、滑り込みで特典を使用してきた。
何だかんだマリオットカードも改悪が目立ち、無料宿泊で泊まれる宿も少なくなってきた。
以前はリッツカーツトン日光やウェスティン東京も泊まれたが、今となっては無料宿泊特典では泊まれなくなってしまった。
というところで、今回の行先は関東を出て東北へ。
場所は宮城県仙台市。ウェスティン仙台への宿泊である。
正直、クルマで行きたいところだったが、東北にノーマルタイヤで向かうのはマズイかと思ったので、今回は東北新幹線を使って移動した。

仙台駅に到着早々、ウェスティン仙台へ向かう

ウェスティン仙台は、JR仙台駅から徒歩10分程度に位置する(確か)仙台市内で最も高層なビルである。
仙台駅から直接見えるくらいにはデカい。
10時半には仙台駅に着いたので、チェックインまで時間はあるが、観光する際に手荷物があっても邪魔くさいので、ホテルに預けに行くことにした。
この日は快晴で、気温も丁度良かったので、徒歩でウェスティン仙台まで向かうことにした。


ホテルに入ると早速、スタッフの方が受付してくれて、名前を言うと荷物をすぐ預かってくれた。
これで身軽になったので、しばし仙台を観光することにした。
ウェスティン仙台から行ける観光先
仙台とは言えば牛タンは外せない
仙台へ来て、牛タンを食わずして帰れるか。いや、帰れまい。
ということで、真っ先に牛タン屋へ向かった。
訪れたのは味 太助 分店。仙台牛タンと言えば、必ず名前があがる炭火焼牛タンの礎を築いた旨味太助の姉妹店である。
Googleでレビューを見ると”通”は分店がアツい!とのことなので、仙台牛タン初心者だが、分店を訪ねさせてもらった。
ウェスティン仙台からは徒歩10~15分ほどの所に位置していたので、荷物を預けた足でそのまま向かった。


牛タンは非常に肉厚で噛めば噛んだだけ旨味が溢れてくる。絶妙な塩味と香ばしい炭火の香りでご飯が進む。
ビールを頼むか非常に迷ったが、結局白米と合わせるのが最強だったので、アルコールはお預けとした。
食い意地を張って1.5人前の定食を頼んでしまった…。

〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目5−7 2F
TEL:022-261-8190
公式HP:http://www.tasukebunten.com/
日本三景 松島へ
牛タンを食い終わってもまだまだウェスティン仙台のチェックインまで時間があったので、日本三景が一つ松島を見に行くことにした。
牛タンを食べたその足で、再び仙台駅まで戻り、JR仙石線に乗る。

仙台の町中を抜けながら、電車に揺られること40分、リアス海岸が眼前に広がってきたところで、松島海岸駅に到着。

そのまま、人の流れに身を任せてしばらく歩いていくと、日本三景 松島が眼前に広がる。



メイン所にくると松島の島巡りをしてくれる遊覧船があったので、乗ることにした。
料金が通常1,500円のところ、なぜかこの日は1,000円で乗れた。ラッキー。
50分の島巡りツアーの始まりである。

船内は2階層の作りとなっており、見晴らしの良い2階部分はグリーン席ということで+600円が必要とのこと。
せっかくなので、600円を支払って2階部分で眺望を楽しむことにした。
船尾部分はオープンデッキになっており、潮風を浴びながら松島の眺望が楽しむことが出来る。
この日は暖かかったので、デッキが最高に気持ち良く50分中40分くらいはデッキにいたかと思う。







50分の遊覧を終えて、陸に戻ってくると観光地らしく美味しそうなお店が沢山ある。
海鮮焼きやずんだスイーツ、笹かま焼きなどなど。
結局、誘惑に打ち勝てず焼きガキを1セットとずんだ餅を購入すのであった。
店先でカキ焼いてるのはズルすぎるんだよなぁ…。




ウェスティン仙台でのくつろぎ
松島観光も終えると、チェックイン時刻も超えていたので、そそくさとウェスティン仙台へ戻ることとした。
むしろここからが、今回の旅行のメインである。(といってもホテルでのんびりするだけだが)

26階の受付へ行きチェックインを行う。
現在は、マリオットの会員ランクがプラチナエリートなので、お部屋のアップグレードがないかなとワクワクしていたら、デラックスなんたらツインというお部屋にアップグレードしてくれた。嬉しい。
チェックイン&客室へゴー

広々とした客室には、大きな窓があり、仙台の景色を一望できる。
そして、ウェスティンと言えばコレ!自慢のヘブンリーベッド。
ふかふかで、まるで雲の上に寝ているような感覚。
旅路で疲れた体で寝っ転がるとそのまま寝落ちしそうなので、まだ自重しておく。

バスルームには独立したシャワーブースとバスタブがあるおしゃれ空間。
なんというかとても…ムーディ。


ラウンジで軽食を頂き、アルコールで乾杯

今回はプラチナエリート会員の特典として、エグゼクティブラウンジを利用できたため、部屋に荷物を置いたら早速ラウンジへ向かう。
15時~16時半のアフタヌーンティータイムはスィーツが、17時~19時のカクテルタイムは軽食を楽しむことができ、さらにオープンしている間は常時、ワインやビール、日本酒が飲み放題である。素晴らしい。

入った際はアフタヌーンティータイムだったので、カヌレや抹茶わらび餅、シナモンロールなどと一緒にスパークリングワインを頂いた。
静かな空間で時間(とお金)を気にせず、のんびりとアルコールとスイーツを楽しむ。優雅だ。

のんびりしているとそのままカクテルタイムへと突入。
軽食として、サラミやスモークサーモンの他、サラダやカレーまで出てくる。加えて、アルコール類も各種リキュールがプラスで用意されるため、オリジナルカクテルまで作れる。


いやしくも軽食を食べまくっていたら、お腹いっぱいになったので、晩御飯は食べないことにしたのであった。
というか、ラウンジを訪れていた他の宿泊客も夕食ばりにたくさん食事を取っていたので、ラウンジで済ます人も多いのではなかろうか。
子供連れで入室している家族も多くいた。
夜にはバーで仙台の夜景を眺めて、カクテルを一杯
ウェスティン仙台のバー「ホライゾン」では、仙台の夜景を見ながら本格的なカクテルを堪能できる。

落ち着いた雰囲気の中、バーテンダーが作るオリジナルカクテルや地元産の日本酒を味わうのは至福の時間。
せっかくなので、私はオリジナルカクテルで、バーの名前を冠する【ホライゾン】を頼むことにした。あと、乾き物でビーフジャーキーも

水平線の名前の通り、青とオレンジのグラデーションが綺麗なカクテルがやってきた。
見た目通り、華やかな香りと味わいでとても美味しい一杯。とりあえず、店名を冠する商品を頼めばハズレはない。
あと、どうでもいいが、ビーフジャーキーはおそらく、Tenguのビーフジャーキーだろう。
味と触感から間違いない気がする。家でよく食べる味だ。ビーフジャーキーと言えば、Tengu。間違いない。
クオリティの高い朝食

ウェスティンと言えば、クオリティの高いビュッフェスタイルの朝食が有名。
朝食ながら、1人4,000円とそれなりの価格はするが、美味い。(今回はプラチナエリート会員のため、2人分は無料)
ウェスティンに泊まると朝から食べ過ぎてお腹パンパンになってしまうくらい美味い。
和食・洋食ともにバリエーション豊富。特に卵料理はシェフがその場でオーダーを聞いて、作ってくれるため、出来立てホヤホヤを頂ける。
私は、キノコ・チーズ・牛タンを追加したデミグラスオムレツを作ってもらった。

そのほかにも、ヘルシーなスムージーや焼き立てのパン。フレッシュジュースやフルーツ用意されており、朝から活力満点で動けること間違いなしである。
強いて言えば、美味しすぎるあまり食べ過ぎて、その後の観光であまり食べ歩きできないことが欠点(?)か。




Marriott Bonvoyアメックスを使ってお得に宿泊する方法

日ごろの疲れを癒す先として、のんびりとした優雅で自由な時間を過ごせるウェスティン仙台は最高の宿泊先だ。
そんなウェスティン仙台へ宿泊する際にあるとお得なのが、「Marriott Bonvoy アメックス」カードだ。
Marriott Bonvoyアメックスのメリット
- カードを作成すればゴールドエリート会員に
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Marriott Bonvoyのアメックスカードを作るだけで、一般会員からシルバーを飛び越えて一気にゴールドエリート会員になれる。
ゴールドエリート会員になると、部屋のアップグレードや14時までのレイトチェックアウトなどの恩恵が得られる。 - 毎年、無料宿泊特典が得られる
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毎年、150万円は当カードで決済する必要があるが、無料で全世界のマリオット系列のホテルに無料で1泊することが出来る。
ただ、全世界の全ホテルという訳ではなく、50,000ポイント以内(追加でポイント支払い15,000ポイントの65,000ポイントまで)のホテルと決まっているため、マリオット系列と言えどもリッツカールトン東京やブルガリホテルに無料宿泊することは、現状できない。
それでも、高ホスピタルのホテルに1泊無料で泊まれる恩恵は大きい。普段、手が出ない様なホテルであっても無料で宿泊できるのであれば、泊まりたい方も多いのではなかろうか。
- カードを使いこめば、プラチナ会員になれる
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通常、プラチナエリート会員になるためには、マリオット系列のホテルに50泊/年しなければならないが、このカードがあれば、400万円/年決済すれば、プラチナエリート会員になれる。
プラチナエリート会員になれれば、今回紹介した事例の様にラウンジへのアクセス権や朝食無料といった様々な恩恵を享受できる。
400万円/年は安くはないが、クレジットカードを中心に決済すれば決して手が届かない額ではないだろう。
私もかれこれ、5年以上このカード(カード名が切り替わるSPGアメックスだった時代も含む)にお世話になっており、日常の決済はほぼこのカードを使うくらいには恩恵があると思っている。
他のカードを使うのは、ヨドバシで買い物する際にヨドバシカードを使うくらいかな。
そんなマリオットアメックスだが、当サイト限定の特典付き入会プランがある。通常、単独でカードを作るよりも36,000ポイント(約1泊分くらいのポイント)が付くため、お得にカードが作れる。(ただし、発行後3か月以内に30万円決済の必要はあり)
当然、私にもメリットがあるため紹介はしているが、上記で紹介した様なホテルライフに興味がある方は、作っておいてマジで損はないと思う。(断言)
まとめ

ウェスティン仙台は、優雅な空間でくつろぎながら、仙台の街を一望できる魅力なホテルだ。
上質な客室、充実したラウンジ、洗練されたバーでのひととき、活力あふれる朝食と、滞在自体が特別な体験になること間違いなし。
仙台駅が徒歩圏内と観光にも便利な立地で、松島をはじめとした名所を巡るのにも最適だろう。
仙台での大人のくつろぎ旅を考えているなら、ウェスティン仙台は間違いなくおすすめのホテルといえる。