先日、久方ぶりに元気な状態で有給休暇を取得し、妻と共にドライブへ出かけてきた。
目的地は東京湾アクアライン上に浮かぶ海ほたるパーキングエリア。
海ほたるは、寄ったことはあるものの木更津へ向かう際についでに立ち寄るくらいで、目的地として訪れたことはなかった。
一度、海ほたるを満喫したいと思っていたので、自宅から1時間程度で行けるので訪れてみた。
今回使用したカメラはSONYのα6700。レンズは下記の2本を持参した。
- SONY SEL70350G
- SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
標準ズームレンズはα6700と言ったら1本は持っとくべきと言われるF2.8通しのSIGMA製の18-50mm(フルサイズ換算27-75mm)レンズ。
もう一本はフルサイズ換算105-525mmのSONY純正の超望遠レンズ。


首都高を通って東京湾アクアラインへ
埼玉から出発し、首都高で都心部を突っ切って、湾岸線を経由して川崎浮島JCTから東京湾アクアラインへと進む。
この日は天気も良く、青空が広がっていたのでサンルーフを開け放ち、オープンクルーズを楽しんだ。
オープンカーの開放感には遠く及ばないが、やはり天井が空いているのは気持ちが良いものだ。
アクアラインと言えば渋滞のイメージがあるが、この日平日のためか、車両も非常に少なくスムーズに流れた。やはり、平日ドライブはストレスフリーで良い。
海面下-60mに敷設された土木技術の結晶ことアクアトンネルを越えて、海ほたるまでクルマを走らせる。
愛車のGLA 45Sは、その421PSのターボエンジンと4Matic+で、空いている高速をヒラヒラと気持ちよく走っていく。
減速時にはパドルシフトを引いて、シフトダウンをしてバブリング音を響かせながらドライブを堪能する。楽しい。



海ほたるに到着

アクアトンネルを抜けて、東京湾のど真ん中に浮かぶ海ほたるパーキングエリアに到着。
ここはまさに海上のオアシス。週末は混雑しがちだが、平日のため駐車場も混雑していないため、写真撮影を楽しむ余裕があるのが嬉しい。パシャパシャ。



展望デッキで冬のアクアラインの眺望を楽しむ

この日は、1月末と真冬ではあるものの日差しもあり、風も比較的弱かったため、展望デッキを気持ちよく回ることが出来た。
四方どこを見ても海という開放的で気持ち良い。
平日で人は少ないとは言え、やはりみんな外に出て写真を撮るなど眺望を楽しんでいた。


風の塔と東京湾の絶景


海ほたるの展望デッキに出ると、目の前には広大な東京湾の景色が広がる。
冬の澄んだ空気のおかげで、川崎の工業地帯や木更津の岸辺まで遠くクリアに見渡せる。
勿論、川崎と海ほたるの中間に位置する風の塔も良く見える。
風の塔はアクアトンネルを非開削で工事するためのシールドマシンを地中へ搬入するための立坑としても用いられ、今は換気施設の役割を兼ねている。
見学ツアーもあって、風の塔の内部も見られるようなので、機会をつくって見に行ってみたいと思う。
ウミネコの撮影を楽しむ

海ほたる周辺には、ウミネコがたくさん海辺を漂っていてミャーミャー鳴いている。
ここで、70-350mmの望遠の出番。
テレ端のフルサイズ換算525mmとすることで、何とかウミネコ達の表情が見える。
ただ、かなりのトリミング加工しないと1羽を綺麗に映すのは難しい…。
海ほたる名物のグルメを楽しむ
アサリラーメンで温まる

冬の冷たい海風を浴びた後は、温かい食べ物でホッとしたいところ。
5Fのフードコートには海ほたる名物の「アサリラーメン」がある。
たっぷりのアサリから染み出した旨味がスープに溶け込み、優しい味わいが体を温めてくれる。美味しい。
あさり焼きで小腹を満たす

せっかくなので、もう一つ海ほたる名物を食す。
やこ焼きならぬ「あさり焼き」だ。文字通り、タコの代わりにアサリが入っている。
これが、上に乗っかっているネギ塩ダレとよく合うこと合うこと。
ふわふわの生地にアサリがたっぷり入っていて、香ばしい風味がたまらない。
それにしても、海ほたるはアサリが名物なのか?
スターバックスで一息つく

食後は、スターバックスでコーヒーではなく、期間限定のティーラテを片手にひと休み。
妻セレクションのハニー ジンジャー チャイ ティー ラテ。牛乳ではなく、豆乳がオススメとのことなので、それを注文。あったかい。美味しい。
ガラス張りの店内から海を眺めながらののんびりカフェタイムは、何とも贅沢な時間。
日々、せかせかと仕事をしているとこんなのんびりした時間が本当に貴重に感じる。
暗くなる前に帰る

何だかんだ、海ほたる内を回って、食い倒れたら3時間経って陽も傾き始めた。冬のお天道様は活動時間が短い。
妻も私も翌日は仕事があるため、暗くなる前にお暇することとした。平日の夕方から夜の首都高は混むでな…。
海ほたるは下り方面から来ても、その場で上り方面へ帰ることが出来るので、そのまま帰路へ着く。


平日休みを使って海ほたるパーキングエリアを訪れるドライブは、日々の喧騒から離れてのんびり過ごすのにはもってこいだった。
首都高からアクアラインを駆け抜け、冬ならではのクリアな眺望を楽しみ、絶品グルメでお腹も満たす。
このプランなら、短時間でも満足なショートロードトリップになること間違いなしだ。
〒292-0008 千葉県木更津市中島 地先 海ほたる
TEL:0438-41-7401
公式HP:https://www.umihotaru.com/
東京湾アクアライン上にあるパーキングエリア。
お土産コーナーや多数の飲食店、ゲームセンターが入っている複合施設。
東京湾を一望できる展望デッキ等も備える。