【Tag Heuer Carrera(ホイヤー01)レビュー】コスパ最強の高級腕時計

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    腕時計は一目ぼれで欲しいものは沢山あるが、いざ実際に手に入れるものは非常に少ない。
    安価なものでもないので、私は買う時は数年寝かせてまだ欲しければ買うことにしている。だから、所有している本数は非常に少ない。

    今回、紹介するタグ・ホイヤーのカレラ(ホイヤー01)は、私が現在唯一所有している機械式の高級腕時計の一本だ。

    ホイヤー01 カレラは一目ぼれから3年経っても想いが消えなかった時計だ。
    本記事では、私がこの時計を購入した理由から始まり、魅力や実際に使用して感じたポイントを率直に伝えていきたいと思う。

    YOS

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    目次

    購入理由:3年間の一目ぼれと出会い直し

    この時計を初めて見たのは6,7年前だったかと思う。
    家族とデパートを訪れた際に時計好きの父から、試して試着してみろと言われて付けたのが始まりだった。

    それまで、腕時計は全く興味なかったが、いざ自分の腕に着けてみるとスケルトンのボディに映える精巧な機構と、スポーティなデザインに惹かれて一目ぼれした。

    数十万する時計だし、さすがに新卒に毛が生えた程度の時期だったので、気軽に買えるものでは無かったため、その場では買わなかったが、そこから一気に腕時計に興味が出てきた。

    それからは、タグホイヤー店舗を見かけるとたまに見せてもらうくらいで、購入しないまま3年程の月日が経過していた。

    そんなとき、富士スピードウェイでSUPER GTを観戦する前日に木更津のアウトレットに寄った際、タグホイヤーのブティックでホイヤー01 カレラが30%割引で販売されていた。
    しかも、ローン購入の場合、金利手数料0%のおまけつきでだ。

    それはもう即決だった。それからもずっと愛用している。

    過去の愛車-ポルシェ ボクスターとのショット-

    ホイヤー01 カレラの魅力:デザインと機能性の両立

    デザイン:精巧なムーブメント×スポーティ

    ホイヤー01 カレラのデザインは、モータースポーツからインスピレーションを受けているためスポーティさが全面に押し出されたものになっている。

    それもそのはずで、タグホイヤーはF1のレッドブル・レーシングやポルシェ フォーミュラEなどとのパートナーシップを締結している。

    Photo quoted by Tagheuer

    また、文字盤はスケルトン仕様で、内部のムーブメントが覗ける構造になっている上、裏面はシースルーバックになっており、同じく内部構造が見える使用になっている。

    さらに、直径43mmのケースは存在感抜群でありながら、厚すぎないため装着時のバランスも良好。オールセラミックのケースは、金属とはまた異なった重厚感があり、スタイリッシュにまとまっている。

    機能性:自動巻きクロノグラフと高い実用性

    ホイヤー01 カレラは、自動巻きムーブメントを搭載したクロノグラフ時計となっている。
    クロノグラフはいわゆる、ストップウォッチ機能のことだ。

    このクロノグラフ機能は、押した瞬間にスタートし、リセットも一瞬で完了するため、非常に使いやすい。さすが、モータースポーツに関わっているマニュファクチュアだ。
    まぁ、私が実際にストップウォッチ機能を使っているのは、会社でハーブティーを入れる際に3分間測ったりとその程度だが…。

    あとは最大約50時間のパワーリザーブもある他日常使いでも安心して使える100m防水もあるため、日常でもガンガン使える実用的な時計となっている。

    リューズの操作感やクロノグラフのプッシュボタンの押し心地も、さすが高級時計と感じさせるスムーズさ。

    プライベートはもちろん、仕事のシーンでも使えるオールマイティな相棒となっている。

    ホイヤー01 カレラの弱点:耐磁性能の限界

    ただ、一つ気になるのが耐磁性能の面。

    我々の身の回りには、スマートフォンやパソコン、また、イヤホンなど磁気を発生させるデバイスが多数身近に存在する。
    しかし、ホイヤー01 カレラは特別強力な耐磁性能は備えていないため、ここは弱点と言える。

    私も帯磁しないように気を使って電子機器や磁石などをホイヤー01 カレラに近づけない様に気を付けてはいるが、メンテナンスからしばらく経つと止まりやすくなったりと磁気帯びの症状が出てくるので、定期的な脱磁メンテナンスは必要かなという印象はある。

    実際に使って感じたポイント

    プライベートでも仕事でも活躍

    ホイヤー01 カレラは、スポーティなデザインではあるが、いざ装着してみるとカジュアルな服装にはもちろんのこと、仕事でのスーツスタイルにも違和感なく溶け込む。
    公私関わらずどんな場面でも違和感なく馴染む万能な時計と感じている。

    長い付き合いになる1本

    30代になった私にとって、ホイヤー01 カレラはこれからも長く使える時計だと感じている。
    20代の頃にブランド時計は少し、時期尚早かと感じていたこともあったが、30代であれば問題もないだろう。

    当然、40代・50代と年齢を重ねても違和感なく愛用できるはずだ。
    現に職場の60代の上司がタグホイヤーを着けているが、まったく違和感なく付けている。

    またロレックスほどの価値はないものの、機械式高級時計のため多少なりとも資産としての価値も期待できる。
    今のところ、売る予定はないが、将来子どもが出来たら譲るのもいいかもしれないと妄想している。

    結論:コスパ最強の高級時計

    ホイヤー01 カレラは、デザイン性、機能性、実用性を兼ね備え、かつクロノグラフのブランド時計でありながら価格を大きく抑えたコスパ最強の腕時計だと思う。
    所有してから3年くらい経つが、今でも仕事中にも眺めてしまうくらいにはお気に入りの一本である。

    ウブロのパクリだという意見も巷では見かけるが、そもそもタグホイヤーもウブロも同じLVMHグループ傘下のブランドであるし、どちらも仕掛け人がジャン-クロード・ビバー氏と同じ人物だ。

    むしろ、超高級腕時計と同じテイストを超コスパで堪能できるのはメリットだし、そもそもホイヤー01 カレラは【カレラ・パナメリカーナ・メヒコ】にインスピレーションを受けたモータースポーツの血脈が流れている重要なピースだ。
    そして、地味に私の愛車であるメルセデスAMG GLA 45Sも同様のレースからインスピレーションを受けたパナメリカーナグリルを装備している。

    また、かなり前のゲームだがPS4の『グランツーリスモSPORT』のオンラインレースの待機画面も、まさにこのホイヤー01だった。
    この時はグランツーリスモとTAG HEUERがタッグを組んでた頃だったかと思う。

    グランツーリスモ®SPORTの待機画面

    地味に所だが、こういう自分が好きなものとの繋がりがあるのも気に入っている点だったりする。

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