【クルマ×カメラ】今更ながら、相性の良い趣味かもしれない

    • URLをコピーしました!

    実は私、新婚旅行であるドイツ旅行に合わせて、初めて一眼カメラを購入した。

    機種はSONYのα6700というモデルで、いわゆるエントリー機と言われるセンサーサイズが少々小さいAPS-C機というものである。
    それでも、本体だけで20万円くらいしたし、レンズ等も合わせるとその倍以上はかかっている。

    私の愛機こと、SONY α6700

    ただ、写真を撮るのは本当に楽しくなった。
    そして、クルマとカメラは非常に相性の良い趣味だとも今さらながら気づいた。

    最近は日帰り往復300~400km程度のドライブへ出かけて、愛車を写真に収める【車写活】にハマっている。

    YOS

    こんにちは、YOSです。YouTubeでドライブ旅の動画を製作してます。
    自己紹介Twitter

    目次

    クルマの撮影が”目的地”になる

    クルマの趣味と言えば、まず真っ先に挙がるのが”走らせる”だが、私がずっとモヤモヤしていたのが、
    「走らせたいが、行先が決まらない」ということだった。イチ車好きとして、もちろんクルマを走らせているだけで楽しいのだが、やはり目的がないと、無性に虚しい感じがして気持ち良く走れない。

    車内ビュー

    そんな時、カメラと出会って、全てが解決した。

    当然、自分自身で選び身銭を切って手に入れたクルマである以上、愛着はある。
    あと、これは完全に私の考えというか思いというのか、クルマは【自分で乗って、操れる芸術品】と思っている。
    →もし、おぎやはぎの愛車遍歴に招待されて「あなたにとってクルマとは?」と聞かれたらこう返そうかと思っている。(もちろん、呼ばれる「よ」の字も出てこないが)

    愛着のある芸術品をいつでも好きな時に、好きな所で撮影できる。
    こんな贅沢があって良いのだろうか!

    最近では、時間が出来た時に備えて車写活スポットをブログやInstagram等でチェックしては、
    グーグルマップに保存して行きたい所リストをどんどん追加しているため、目的地に困ることはなくなった。

    機材の持ち運びが簡単

    スマートフォンでの撮影がメインだと忘れがちだが、カメラ機材は意外とかさばる。
    三脚やレンズ・ジンバル・その他メンテナンスキットなど、持ち運ぶものは多い。公共交通機関で移動する際にこれらを全部持ち運ぶぼは現実的ではない。

    三脚は長尺物な上、重量がある。レンズも2,3個持ち運べば1kgは超えてくるし、バズーカ砲もとい超望遠レンズは単品でもかなり嵩張る。

    バズーカ砲と呼ばれる超望遠レンズ
    バズーカ砲と呼ばれる超望遠レンズ

    しかし、クルマであれば、重い上に嵩張る機材もラクラク運ぶことができる。
    特に私の愛車はSUVモデルであるため、広いトランクスペースを活かして三脚なんかは積みっぱなしだが、それでも日常の買い物やドライブで収納に困ったことはない。

    また、撮影の拠点としてもクルマを活用することで、雨風を凌ぎながら機材のセッティングを行えるし、車内のUSBポートから機材のバッテリー充電を行うことも出来る。

    機材を詰め込んで移動できる被写体…まさにカメラ趣味としては一石二鳥である。

    私がよく持ち運ぶ機材

    • カメラ本体:カメラのボディ本体や動画撮影用のアクションカメラを複数台。
    • 交換レンズ:合計3本。風景用の広角レンズや標準域のズームレンズ。圧縮効果を効かせて撮影したいとき用の超望遠レンズ。
    • 予備バッテリー:バッテリー1つだと足りないシーンもあるため、予備バッテリーを最低1個は持っておく。
    • フィルター:CPLフィルターやNDフィルターをレンズ径に合わせて複数枚持ち運び。
    • 三脚:夜間や暗所等で、撮影する際に必須。1年中トランクに積みっぱなし。
    • ジンバル:動画撮影用のジンバル。バッテリー内蔵式につき秋・冬場のみ積みっぱなし。
    • メンテナンスキット:ブロワーやレンズペンなどの簡易メンテナンスキット。

    移動時間も撮影時間に

    車移動の魅力は、移動時間そのものも撮影時間とできること。
    目的地へ向かう途中でも、思わず撮りたくなるようなスポットや道路わきの路肩などに出会ったら、クルマを停めてすぐに撮影会を開催できる。

    また、アクションカメラ等を使用すれば、写真だけでなく走行動画を撮影することも可能だ。
    私もなんだかんだでカメラにハマってから、アクションカメラ(Gopro:3台+Insta360:1台)の合計4台購入してしまった。

    Insta360 Ace Pro2
    2024年末に購入した新機種Insta360 Ace Pro2

    車窓から見える景色を活かした写真や動画。愛車を道路脇に停めての撮影など、移動中にもたくさんのシャッターチャンスがある。
    これは、クルマならではの写真の楽しみ方だろう。

    私がよく撮影するスポット

    私が愛車とカメラを楽しむ中で気に入っているor行きたい撮影スポットを紹介する。

    1. 海沿いの道

    海岸線は車の撮影には最高のロケーションだ。特に、朝日や夕日の時間帯は美しい光が海とクルマを照らしてくれる。
    個人的に最近行ってお気に入りなのが、静岡にある由比PA。

    トイレと自販機くらいしかない非常に小さなPAだが、特に下り方面はクルマから出ると目の前には太平洋が広がるロケーションに位置している。
    早朝に訪れた際は他のクルマも2,3台しか止まっていなかったので、割と撮影しやすかった。

    2. 峠道の空きスペース

    みんな大好き峠道も道中に退避スペースや展望駐車スペースなどが設けられている事が多く、ここもまた絶好の撮影スポットだ。

    名も無き空きスペースは、マイナーどころ文字通り無名なので、他者(他車)が映り込むことなく、撮影会に没頭する事が出来る。

    私はまだこの趣味に目覚めてから、実質1シーズンしか経過していないため、フィルムに収めることは出来ていないが、四季折々季節ごとに異なる表情を見せてくれることと思う。

    3. 都会の夜景

    個人的最も難易度が高く、まだ愛車では撮影できていないが、都会の夜景も魅力的だ。
    難易度が高い理由としては、都会なのでクルマで動きにくい・人が多い・三脚を設置するスペース確保が難しいなど様々。そもそも、夜間撮影自体が相当高度な撮影という点も挙げられる。

    行きかうクルマのヘッドライトやテールライトを長時間露光で撮影して、レザービームの様に撮影してあげれば幻想的な写真が撮れる。

    神田橋JCTを長時間露光撮影
    神田橋JCTを長時間露光撮影

    また、銀座あたりでは店舗や看板などのカラフルな光源を活かして、サイバーパンク風にレタッチしてあげても面白い。
    この辺りは高級車やスーパーカーを何台も見る事が出来るので、撮りごたえもある。

    ランボルギーニ ウラカン・スパイダー
    銀座を走るウラカン・スパイダーをサイバーパンク風にレタッチ

    注意点

    ここまで、クルマとカメラの趣味の掛け合わせを語ってきたが、注意すべき点も多々ある。

    • 駐車場所の確認:そもそも撮影場所が駐車可能か確認が必要
    • 撮影時の安全確保:クルマが行きかう車道に不注意に入らない
    • 安全運転:移動中の撮影する場合は安全第一を心がける。ながら撮影ダメ絶対
    • 機材の保護:特に夏場は車内が灼熱地獄となるため機材の保管、特にバッテリー類は要注意

    まとめ

    まだまだ、撮影に関しては半人前ゆえ、後から見返すと拙い写真ばかりだが、それでもこうやって愛車と遠出して、撮影した写真を見返してレタッチしていると面白い。

    正直、クルマとカメラの組み合わせは趣味として無限の可能性を秘めていると感じる。愛車を撮影することで、愛着がさらに深まるし、遠い将来、愛車遍歴を遡る際にも魂を込めて撮影した写真があると思い出もより一層のものとなるかと思う。

    よかったらシェアして下さい!
    • URLをコピーしました!
    目次