車載動画を撮影する際にマフラーからの排気音を収録したい!しかも、長時間ぶっ通しで!
今回はそんなシーンで、私が組んでいる構成を含めて対処方法をお伝えする。
なお、今回の構成はGoproに特化したものとなっている。
マイクの設置方法等は参考にしてもらえると思うが、長時間撮影時のバッテリー問題については、各アクションカメラにより異なる点はご了承頂きたい。
外部マイクと外部電源の同時接続
Gopro単体における外部端子接続箇所は、充電ポートのタイプC差込み口1箇所のみである。
そのため、下記写真の様な車載映像を撮りながら充電していると、マフラー音を収録する外部マイクの差込み口が無くなる。

その際に利用するのが、メディアモジュラーだ。
細かな機能説明は省くが、Goproの機能拡張パーツである。Goproユーザーであれば、使わずとも名前を聞いたことがある人は多いかと思う。

Goproにコレを装着してあげれば、充電ポートに加えてイヤホンジャック(φ3.5mm)も追加される。
あとは、車両やモバイルバッテリーから外部給電しつつ、
外部イヤホンをマフラー付近に装着すれば、長時間だろうが
エキゾーストノートを心ゆくまで収録することが可能だ。

外部マイクの設置方法
外部マイクについて
排気音を収録するとなると、当然、車外にマイクを設置せざるを得ないため、
極力コンパクトなピンマイクが望ましいだろう。
ピンマイクも様々なメーカーから販売されていて、それぞれ音質や得意な音域が異なる。
YouTubeなどで、レビュー動画があがっているため、参考とすると良いだろう。
私は、オーディオテクニカのAT9904というモノを使用している。
参考として、本ページ下部に商品リンクを掲載しておく。
マイクの固定方法
つぎは外部マイクをどうマフラー付近に配置するかという問題になるが・・・
こればっかりは、原始的な装着方法になる。
マフラー上部にマイクを垂らして、テープで固定。
以上!

一応、私の例で言えば、当記事執筆時点ではSUVであるため
- リアゲートからイヤホンの配線を伸ばす
- 丁度マフラー上部となる位置にテープで固定する
- 断線しない様、少しコードをたるませる
- リアゲートを閉める
という流れになる。
ラゲッジルームとキャビンがスルー構造となっている車種であれば、
概ね同じ様な配線でいけるハズだ。
それが出来ないクーペタイプなど一部の例外は・・・
ボディ上部に這わせてなんとかマフラー付近に持っていく様、頑張ってもらいたい。
テープについて
ボディにマイクを固定するためのテープは何でも良いのだが、
頻繁に着け外しすることを考えると、マスキングテープが楽だろう。
参考までに、私は樹脂パーツと色を合わせて
ダイソーで購入した黒色のマスキングテープを使用している。

配線の延長
マイクをマフラー付近に設置したは良いものの、
今度はピンマイクの配線がGoProまで届かないという事態になる。
そのため、φ3.5mm用の延長ケーブルを用いる必要がある。
延長ケーブルを使うと、逆に長くて余るかと思うが、適当に巻いておいて
社内の空きスペースにおいておけば良いだろう。
延長ケーブルは使えればなんでも良いかと思うが、コレも私が使用している商品リンクをページ下部に掲載しておく。

風切り音への対策
当然走行する車両の外部にマイクを設置するため、
風切り音はかなりのものとなる。
何も対策しなければ聞けたものじゃないため、対策必須である。
対策方法は単純で、ピンマイクの先端に風防(ウィンドジャマー)を被せる方法を取る。

商品リンク
上記の収録方法で、私が使用している機器の商品は下記になる。
※以下はアフィリエイトリンクになります。
◆メディアモジュラー(Gopro hero9~13対応)

◆外部マイク(ピンマイク)

◆延長ケーブル(ケーブル長:3m)
◆風防
